就労支援事業を行う、2018年1月設立の株式会社ココピア(以下、ココピア)は、子会社である株式会社ココピアワークス札幌(以下、ココピアワークス札幌)を通じて、2022年8月1日(月)より北海道札幌市で精神障害に特化した就労継続支援A型事業所『ココピアワークス札幌』の運営を開始します。
※就労継続支援A型事業所とは:障害者総合支援法で定められた障害者向けの就労支援事業の一つです。一般企業に雇用されることは困難だが、雇用契約に基づく就労が可能な方々を対象に、就労の機会を提供するとともにスキルの向上に必要なトレーニングを行う事業所のことをいいます。
ココピアワークス札幌の概要
- 事業所名:ココピアワークス札幌
- 所在地 :〒001-0018 北海道札幌市北区北18条西4丁目1−14 18HTビル5F
- 利用定員:20名
- 事業内容:精神障害に特化した就労継続支援A型事業所
- 業務内容:企業から受託する以下のようなデジタルワーク
- コンテンツ制作;Webライティング、画像・動画編集、デザインなど
- システム構築;アノテーション、アプリシステムのバグチェック及びエラー対応
- マーケティング業務;インターネットリサーチなど
ココピアワークス札幌の特徴
ココピアワークスは、障害を持った方々の本質的な気質・やりがいにフォーカスをあてた就労継続支援事業所です。2018年6月に最初の継続支援事業所を神奈川県鎌倉市で開所して以来、デジタルワークに特化した多様な業務を行ってきました。ココピアワークス札幌はココピアの4拠点目の就労継続支援です。
ココピアワークスでは、一般就労に近い1日7時間の長時間勤務の受け入れも行っています。創業から4年が経過した鎌倉の事業所では、ご卒業され、一般就労につく利用者の方も増えてきました。2020年より新型コロナウィルスへの対策として、リモートワークにも対応しています。
ココピアワークス札幌は、以下の3つが特徴です。
1)就労機会が得やすいデジタルワークに特化
ITを使ったデジタルワークは、今後も需要の拡大が見込まれ、リモート業務にも適し、自分のペースで進められる仕事も多いため、企業での就労が難しい方にも取り組みやすい領域です。足元の主な業務としては、Webライティング、動画編集、ネットリサーチなどが挙げられます。
2)働きながらスキル向上の機会を得られる
ココピアワークスにおけるスキルのトレーニングは、職場での実践を通じて行います。働きながら業務に必要なITスキルを身に着けていきます。それぞれの仕事について、お客様に満足いただける水準に仕上げていく過程の中で、効率的にスキルを上げていくことができます。
3)利用者に合わせた労働環境の用意
「ココピアワークス札幌」は、地下鉄駅北18条駅から徒歩2分と、利用者の方々が通いやすい札幌市の中心に位置します。勤務時間は、週20~35時間の中で利用者の方の体調やスキルに合わせて設定します。利用者の状況に合わせて、在宅勤務の導入も検討します。
※利用開始時は、仕事を覚えていただくためにも、通所いただくことをお願いしています。
ココピアワークスの狙い
日本の労働力不足や価値観の多様化が進む中、企業の精神障害者雇用に対する需要は増えてきています。一方で、まだまだ「雇う」ことにフォーカスが置かれ、障害を抱える方を「活用する」という視点にたてていない企業も多く存在すると感じています。「誰もが自分らしく働きながら、社会との繋がりを持てる」環境を構築することが、ココピアワークスの目標です。
その為には、就労機会を提供する事業所も、安定的にやりがいのある仕事を提供し続け、かつ個々の利用者の方々に合わせた柔軟なワークスタイルを担保することが重要です。ココピアワークスでは、利用者が「イキイキと仕事に従事できること」「安定した収入を確保できること」「継続的に働けること」を指標とし、それぞれで成果を出すことでより良い福祉サービスの構築を目指しています。
利用者の応募を随時受け付け中
2022年8月のオープンにあたり、利用を希望する方に向けたオンライン説明会を開始しています。具体的な業務内容や、利用にあたっての注意点などの説明を行っています。2022年8月以降は、事業所での見学、体験の受け入れも開始します。ご希望の方は、問い合わせからご連絡ください。